レタスは、サラダにして生で食べるという人が多いのではないでしょうか?レタスは、乾燥にも熱にも弱いとてもデリケートな野菜ですよね。皆さんは冷蔵庫の中でどのように保存していますか。いつの間にか、「しんなりしていた」「葉が変色していた」なんて経験があるのではないでしょうか。
レタス栽培に携わる者として感じるのは、「レタスをより良い状態で食べたい。食べて欲しい」ということです。1玉を一気に食べきれない人も、レタスの鮮度をキープできれば美味しく食べる事ができる。
そこで、鮮度をキープするにはどうしたらよいか実験をすることにしました。
実験方法は、良く耳にする保存方法を2つとそのまま保管する3パターンを行いました。
実験① レタスを何もせず保管する。
実験② レタスの切り口(芯)の部分に爪楊枝を3本刺す。さらにラップと新聞紙で包み保管する。
実験③ レタスの芯を取り除く。水で濡らしたキッチンペーパーを芯の部分に詰め、ラップで包む。その上から新聞紙で包み保管する。
実験① そのまま保管する。

実験初日。
何も手を加えず、このまま保管した。

一週後。
切り口と葉の芯の所に橙~赤色のような変色がみられた。

1ヶ月後。
外側の葉が、かなりしんなりしてきた。切り口の変色が茶褐色になっていた。また、切り口部分にひび割れが起きていることから、水分が抜けてきているのが確認出来た。

割ってみると中心部の葉の変色があり、明らかに劣化しているのがわかる。表面では確認出来なかったが、中心部から傷みがでてきていた。食べてみると、明らかで美味しくない。フレッシュ感が無く、しんなりとした食感で、にがみを感じた。「まずかった」。
実験② レタスの切り口に爪楊枝を刺し、ラップと新聞紙で包む。


実験初日。
レタスの芯の部分には成長点があり、そこを爪楊枝で破壊することによってレタスが長持ちするという説。芯の部分は硬く、刺しにくかった。写真のように三角形になるように刺した。

1週間後。
葉がしんなりしている感じはなく、まだまだ鮮度が保たれている。切り口は完全に赤色に変色した

1ヶ月後。
外側の葉が完全に変色し、葉の先も黄色くなり始めた。水分は抜けてきている感じがした。

切ってみると中心部の葉の水分があり、触るとパリパリしている。しかし、変色がありこちらも劣化し始めている。食味してみると、パリパリとした食感があるが、ややえぐみを感じた。
実験③ 芯を取り、水で濡らしたキッチンペーパーを詰める。さらにその上からラップと新聞紙で
包んだ。芯をくり抜いた事で、葉がバラバラにな
りやすい・・・(*_*) 要注意!


実験初日。
芯をくり抜き、濡れたキッチンペーパーを詰める。その上からラップ、新聞紙で包み保管する。

1週間後。
芯があった周りの部分に赤い変色が見られたが、他の変化は確認出来ず。

1ヶ月後。
赤色の変色がさらに濃い色になっていた。
葉がしんなりするような感じは見られない。

割ってみると、芯(キッチンペーパー)があったところだけ劣化していた。鮮度は保たれていて、1ヶ月経過したレタスも美味しく食べる事が出来た。
実験結果発表!!
レタスを長持ちさせる保存方法は実験③でした。
―レタスの芯を取り除き、水で湿らせたキッチンペーパーを芯の部分に詰め、ラップと新聞紙で包む方法―
レタスが成長を続けることで、傷みや劣化を進めていることが分かった。また、ラップや新聞紙で包むことで乾燥を防ぎ、レタスの水分を保持し長持ちすることが分かった。
レタスが日持ちすることに驚きです。
一手間加えることで美味しい食事になります。ぜひお試し下さい。